都市伝説名/個体名 花嫁の長旅/グォイ=チャチュケスク(gui=Czaczkesk)
参考台詞
「奥様、このドレスを選ぶたぁお目が高い。貴女の旅路は、さぞや素晴らしいものになるでしょう!」
「こちらも最善を尽くさせて頂きますが・・・・・一度お宿を確かめられては?」
「ご機嫌よろしゅう。せめて、五体満足でお帰りできますよう・・・・・」
「イイ娘居るよ!お兄さん、あんたならこの子をどう使う?」
「組の敷地に入ってきたバカをとっ捕まえてほしいんだねぇ~? いよしっ、乗ったよ!」
「治安部隊ィ!?やっばぁ、過疎地過ぎて国が直接関与して来んの忘れてたぁ・・・・・」
「無理だよぉ~ぼくは人畜無害なただのオーナーだもの!という訳で逃げさせてもらうねっ」
「新婚気分に浮かれてぇ、コッチの世界に踏み込んできたのは誰ぁれ?」
「ぼくじゃないの!誰かが嘘を・・・・たッ、助けて黒部くん!HELP!!黒ちゃーーーんっ!!イヤぁーーーッッ!!!!」
都市伝説概要
若い夫婦がハネムーンの途中、とあるブティックに立ち寄った。
一着の服を選び、更衣室に入っていったのを最後に花嫁の姿は消えてしまう。
カーテンは一度も開いておらずフロア、トイレ、倉庫も探したが見つからない。
憔悴のままに帰国した夫は、五年後人づてに入手したビデオテープの画面越しに漸く再開することができた。
四肢を落とされ、スナッフフィルムの登場人物として嬲られるかつての妻と。
(※薬漬けにされる、オークションにかけられ誰か別の人間に引き取られる、変態肉屋に売り飛ばされる等派生が多い)
能力・特性
もとはまともなショップとして機能していた小さな店だが、開店した場所がマフィアやテロリストに溢れる某国の観光地であったためにより効率の良い稼ぎ方を知ってしまい、そこからは泥沼のアングラ稼業へと手を染める。
その活動を黙認する一部の組合や人質探しに奔走する過激派ゲリラなどに人材(捕獲した特定の人間)を受け渡す代わりある程度の立場を約束してもらうなどして綱渡りのようにいくつもの組織を転々としてきたが、どこに所属しているという訳でもなく籍も置いていないため危なくなったらトカゲの尻尾切りのようにあっさり居なくなってしまう。あまりにも身軽なためいつ何時店を捨てても何の問題もない。信用した方は巻き添えである。
噂話のように自分の行動が歪曲して知れ渡るようになってからは、同じく都市伝説として語られつつある堂永組に一目置いているようであるが見ての通りの責任の無さと素性の見えなさによって甲斐無くつっぱねられているようである。
勝手に押し掛け、時々麻薬のバイヤーや裏ビデオに使えそうな者を選んで横流ししている。また、アシが着かないよう最近はもっぱら完全な素人にターゲットを絞って無作為に乱獲しているらしい。元が普通の人間のため出来ることはそんなに無いが、仕事柄エロにもグロにも特殊性癖にも寛容な理解を示す。
捕らえた相手をが騒ぎ出す前に対処しなければいめないため腕を捻り上げる、腹パン、落とし(死なない程度の首締め)などろくでもない特技ばっかり持っている。一番役立つのは記憶力と嘘とでっちあげと無駄な人脈。と、ギミック趣味。更衣室の構造は鏡が回って裏部屋に繋がるようになっている(待機している人間が引っ張り込む)、もしくは底がリフトになっており地下に待機している誰かが捕獲するかのどちらか。多くはその時自分が居る組織の人間に頼む。店に自分しか居なかったら地下に落として放置。報酬は現金だったりビデオの現物支給だったり。自分の根回しが面倒くさくなってくると希に捕まえた人間を逃がして適当な噂を広めてもらう。ゲスい。
備考
元ネタの都市伝説の出所がはっきりしないため名前は中国語とヨーロッパ系の混合、手前が偽名。グォイは鬼、チャチュケスクは小間物売りの意味を持つがこれは自分が扱う二つの品物を皮肉った自虐。また、この話が作られたきっかけが「ユダヤ人の店の評判を下げるため」という説があるため名前もそちら寄り。
自分すら信用していない性格で、出鱈目な方言と気色悪い口調で見る者の信頼度をダダ下げにしていく。暗い灰色の髪とシンプルなベスト、シャツ、タイという格好でこれだと思った場所に出没する。ギョロ眼。店と用意された服のセンスは良くも悪くも平凡で、あまり人の記憶に残らないように配慮されているが正直そろそろ落ち着いた店をもって怪しい噂にまみれたスポットにでもしたいと考えている。多分この性格的に無理。
やたら黒部さんにベッタリなキャラになってしまったので適当に殴っておいてください。
PR